ワレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

ワレリー・ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

世界的な指揮者とドイツの代表的なオーケストラ、そしてステージ衣装に革新をもたらしている話題のピアニストの共演です。

楽団員の方はステージ上から館内を見渡したり客席に降りたりして、アクロス福岡シンフォニーホールに興味津々の様子で、皆さんが一斉に写真や動画を撮り始めました。世界各地の音楽ホールと較べてアクロス福岡シンフォニーホールがどのような印象なのか気になるところです。

いよいよリハーサル。
ユジャ・ワン氏がピアノを弾き始めると団員の方も舞台上や客席に着席し、それぞれの楽器の音出しを始めました。ピアノ、管、弦、打楽器と至るところからバラバラに音が聴こえてきて大変賑やかです。

指揮者のゲルギエフ氏の登場です。
全員が指揮者に集中し細かい指示に従い音楽を創り上げていく様子は興味深いものがあります。

普段は小編成やピアノソロを中心に聴いていますが、ミュンヘンオーケストラの深くて豊か、そして穏やかで力強い音色の素晴らしさに魅了されました。管楽器 弦楽器が見事に融和し、オーケストラは全体がまるで1つの楽器のように聴こえてきます。

ゲルギエフ氏の指揮、ミュンヘンオーケストラの響き、ユジャ・ワン氏の卓越したテクニックがきっと聴衆を魅了するでしょう。

後日談によると、オーケストラの響きの素晴らしさ、そしてユジャ・ワン氏の演奏とゴールドの衣装は目を見張るものがあったようです。