今年は中学生の部の3番目から8名、高校生の部9名、計17名の若き俊英達の演奏をたっぷりと聴いてきました。

会場へ行きますと思わぬ出会い。突然ドア係の女性から声をかけられ、一瞬誰か分からず戸惑いながらお顔を拝見しましたら、弊社の音楽教室で2年間ほどヴァイオリンの指導を受けていた女性。コンクールのお手伝いに来ておられました。彼女が無事に希望の大学に入学したことは知っていましたが、大学生となり大人の階段を上りつつある女性ですから、半年以上もお会いしていないとすぐには分からないものです。

さて、会場に入り中学生の3番目の演奏が始まりました。優しくて温かくそしてハッとするような美しいピアノの音が心に響いてきます。最後まで聴き入ってしまいました。当然出場者の演奏は皆さんハイレベルです。最初だからそう感じたのかなと思っていたのですが、その方の結果は2位、やはり印象に残る程のすばらしい演奏だったのです。小職も少しは聴く力がついてきたかなと自画自賛です。

今回も弊社とご縁がある生徒さんが見事な成績を残しました。高校生では丸山さん第1位、松口さん第2位、中学生では野口さん第1位、古賀さん第3位、他にも数名本選会出場者がいましたが立派に演奏されました。中でも、ある入賞者のお母様は「スタインウェイを買ってから音色が美しくなり音楽が変わってきました。」と喜んでおられました。

上に挙げた入賞者、今回は結果を残せなかった一部の出場者も弊社のスタインウェイサロンで練習に励んでこられました。これまで弊社のスタインウェイサロンから多くの全国大会出場者が誕生していますので、これからも音楽の道を目指す若者たちに良い勉強の場を提供していきたいと思う次第です。