会社の周辺は風致地区で、近くには舞鶴公園や大濠公園という福岡市を代表する公園があり、毎年春になりますと様々な花が咲き、行き交う人々を楽しませてくれます。
舞鶴公園は桜の名所として特に有名で、毎年花見客で大変な賑わいと混雑を呈します。
最近は混乱を避ける為に、いくつかの花見場所が有料化されているようです。
桜の花が散り始めて葉桜になりますと、隣接する大濠公園にチューリップが咲き始めます。
見頃は4月半ばでしょうか、1周2Kmの大きな池を取り囲むように設置された花壇に、整然と咲いているチューリップのまっすぐ凛とした姿。レッド、ホワイト、イエロー、ピンク等、鮮やかな色で本当に美しい。散歩する人、カメラを持っている人、外国の観光客等、皆さん足を止めて笑顔で見入っています。
各花壇には管理者名が記入され、「愛情豊かに育てています」と表記してあります。
福岡市内では歩道の至る所にも花壇が見受けられ、同じように管理者がいて、一生懸命を育てています。街中が花でいっぱいになると素敵です。
スタインウェイピアノの発祥の地、ドイツのゼーセンという田舎町に行った時、家々の窓辺に、お庭に、道沿いの至る所に花が溢れ、街中がまるで公園のようだった事を思い出しました。
私も散歩しながら、可憐なチューリップの写真を思わず撮ってしまいました。