福岡市の中心地天神の一等地にあるFFGホール(福岡銀行大ホール)の設備が新しくなり、関係者に対して説明会が開かれました。参加者はホールを利用する音楽関係者を中心に数十名、意外に少なめでした。会場の中心に用意された、手を付けるのがもったいないぐらい綺麗に飾り付けをされたオードブルを観賞しながら、最初に福岡銀行の広報部長様が今回の改修の概要を説明されました。その後名刺交換、歓談へと流れ、普段接触がない音楽マネージメント、音楽団体の代表者の方達と有意義な情報交換が出来ました。やはりこのような「出会いの場」は貴重です。最近は演奏会や会合に参加することが少し億劫になりつつある自分に反省です。
その後ホール内に入り専門担当者から新設備の説明がありました。天井の照明は照度を無限調整できるLEDに替わり、舞台上は三原色の照明を駆使して多くの色を表現できます。また主催者が持ち込む機器と連動させて主催者側の照明演出が可能となっています。
舞台正面には巨大なスクリーンが設置され最新の映像機器によって映画の試写会、会議のプレゼンテーションをはじめ多様な映像表現が可能です。
ファイネストピアノ福岡はFFGホール(福岡銀行大ホール)のスタインウェイピアノの保守点検や調律等ピアノ管理を担当させて頂いております。これまでもエントランスからロビーの内装や客席の椅子の一新、バリアフリー化、スタインウェイピアノのオーバーホール等改善されてきました。元より福岡銀行大ホールはクラシック音楽に相応しい格調の高いホールとして人気がありましたが、この度の一連の改修によりどのようなイベントにも対応できる人に優しい多目的ホールとしてさらに魅力的なホールになっています。