2009年に地元の皆さんに惜しまれつつ閉店した久留米井筒屋の跡地に、大型文化交流施設「久留米シティプラザ」が2016年4月末日にオープンします。
久留米シティプラザは、長きにわたり親しまれてきた久留米市民会館に替わる、久留米市の新しい文化活動の中心としての役割だけではなく、商業施設を併せ持つ複合文化施設として、地元商店街とともに、市中心市街地の活性化の役割を担うことが期待されています。
施設の概要は次のとおりです。
- グランドホール(大ホール)
コンサートや各種演劇、コンベンションに対応した多機能ホール
客席数:合計1514席
(1階808席、2階262席、3階226席、4階218席)
ホール奥行:約30m(舞台〜客席最後部)
客席幅:1階54㎝(飛行機のビジネスクラスサイズ)
2階52㎝
※いずれも奥行は95㎝
ホール残響:1.8~2.0程度(音量感、明瞭性ともに良好)
- 久留米座
中規模コンベンション等に対応できるホール
客席数:399席(1階のサイドバルコニーに枡席30席)
- Cボックス
可変式の舞台、客席を持つ。各種会議、レセプション等に対応
客席数:144名(シアター式)
156名(スクール式)
面積:約336㎡
音響、照明機器操作スペースあり
2016年春の開館から1年をかけてオープニングイベントが実施されます。特筆すべきは、久留米市では初めての公演となるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の公演が2016年10月に予定されていることです。
長年、久留米市民に親しまれてきた歴史ある石橋文化センターとともに、久留米市シティプラザは、今後の筑後地方における文化活動を支える拠点になることでしょう。