音楽の世界ではスタインウェイピアノの素晴らしさを誰もが知っていますので、公共施設やピアノの教育現場で新規あるいは買い換えでピアノを購入される場合は、必ず「スタインウェイ」の名前が挙がります。今回のお客様(事情により匿名とさせて頂きます。)もスタインウェイが古くなりピアノの買い換えを検討されていましたが、次のピアノもスタインウェイとお決めになられました。

スタインウェイジャパン・セレクションセンター

スタインウェイジャパン・セレクションセンター

高額なピアノですのでなかなかその実現は難しい状況でしたが、長年の思いが届いたのでしょうか突然購入の運びとなりました。先日その関係者の方とスタインウェイピアノを選定する為に東京のスタインウェイジャパン株式会社へ出向きました。
創業当初、スタインウェイジャパンは事務所とセレクションセンター、ピアノ工房がそれぞれ分かれていましたが、2年前に天王洲アイルという好立地の新しい社屋に一つにまとまって移転しました。
エントランスや選定室は高級な木材を使った斬新なデザインで高級感もあり、スタインウェイに相応しい趣きのあるシックな内装です。外観の一部にも有名建築家がデザインした超モダンなオブジェが施されています。この素敵な場所にお客様をご案内できることはスタインウェイの営業マンとしての喜びでもあり、スタインウェイピアノを購入されたお客様もきっと一生の記念になることでしょう。

 
スタインウェイジャパン・セレクションセンター

スタインウェイジャパン・セレクションセンター

選定用のピアノは3台並べてあり、それぞれのピアノの鳴り方やパワーをチェックされ、設置する場所の環境や響き方や広さに相応しい1台を無事に決めて頂きました。
何十年と多くの若人に弾かれ続けてきた既存のピアノはそのまま残されることになり、新しいピアノと既存のピアノがピアノ庫に仲良く並ぶことになりました。
長い歴史を刻んできた既存のピアノに続いて、新しいスタインウェイピアノと共にその会場の新しい歴史が始まります。新しいスタインウェイピアノが大きな関心を集め、これまで以上に多くのお客様から愛される会場になることを願っています。

 

*ピアノのご購入が正式に発表されましたら、改めてこの件についてご紹介いたします